2022年(令和4年) 年末年始のご挨拶 |
皆様へ
毎日寒い日が続いています。皆様はどのようにお過ごしでしょうか。
今年も色々な事が有りました。特に、一昨年から続く新型コロナウイルス感染症に悩まされた大変な1年でした。現在予想通り全国的に第8波に見舞われています。新型コロナウイルスは、他の感染症と違い感染爆発を引き起こす空気感染であり、連続的に変異を繰返す特徴もあって、桁違いの感染力、死者数、重症者数、後遺症発症者数、新規感染者数等とてもこれまでの指標である致死率や重症化率ではその被害を比べる事は出来ない今迄に無い脅威となっています。
人がたばこを吸う時の間接喫煙と同じで、二次感染が問題であり、悪い事にたばこの煙と違い誰が感染しているか判らない事が被害をより一層拡大し、深刻化させています。面白い事に、間接喫煙は健康被害が強調されますが、この二次感染被害は個人の自由が強調され、いわゆる「個人主義」が原則化しています。間接喫煙は、直ちに命の危険はありませんが、現在、無症状感染者(サイレントキャリア)が職場や飲食店等で二次感染被害を発生させ、それが家庭内感染の引金を引き増幅化、そして社会で感染爆発を引き起こし、高齢者福祉施設や病院に迄拡がり、甚大な被害を起こしています。
「今迄と同じで、感染対策をすればイイ」と勝手に決めつけている人が居ますが、社会に関与するのであれば、自分の自由だけを強調するのではなく、「感染しない、感染させない」、「感染したら、感染させない」という他人の命や健康への思いやりを持ち、社会的責任も忘れてはなりません。現在の日本は、新規感染者数世界最多、死者数は世界第2位です。他人(ひと)には感染しない権利があります。迷惑感染者になならないようにしたいところです。
憲法は人間に優先順位を付けていません。高齢者とか幼児とか、男性とか女性とか、健常者とか障害者とか・・・。高齢者だから幼児と比べて半分の人権しか無いわけではありません。誰でもコップ一杯の人権があるのです。
回を重ねて来た【ニュースレター】も様々な法律問題の解決の為のヒントを取上げて来ましたが、「証拠保全」を掲載するところ迄来ました。今後は、随時不定期で役に立つ情報をアップしていきます。そして、個人的な思いとしてツイッターも逐次アップしていきますので、両方とも是非ご覧下さい。
来年は、個人的には憲法や法律の基本的なところを更に一層深めて行きます。当法務事務所としても基礎のある、基盤がしっかりした盤石な法律実務で、当法務事務所でしか提供出来ない法務サービスを提供していく所存です。
年末年始は、12月28日(水)から1月9日(月)まで休業とさせて頂きます。
新年は、1月10日(火)より業務を開始します。
お客様からの相談はもとより、関係各位との交流も一層大切にしていきます。
皆様にとって新年が明るく、良い年でありますように。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。
2022年12月20日(火)
司法書士 渡辺法務事務所
代 表 渡 辺 光